Startup Weekendのプレゼンで私が思うこと。

昨日はビアフェス名古屋へ出かけて
その帰りに思いつきでStartup Weekend Nagoyaのプレゼンを見学に行ってきました。
次回のオーガナイザーのお誘いを再び頂いたので
「今回私の都合で欠席したのに、、」と思うと嬉しいばかりです。
次回はオーガナイザーか参加者のどちらかで頑張りたいと思います。

さて、今回で名古屋では4回目の開催になりましたけど、
最初の頃に比べてかなりレベルが上がってきたのかなという印象です。
傍目から見てしまうと審査結果の前に答えが見えてしまう程度のレベルでは
まだありますけど、これから数年掛けて行くうちにそれも解消されるのでしょうね。

●プレゼンの準備が甘すぎ。
●現場調査をなめてかかりすぎ。

私が思うところはこの2点なんですよね。
厳しくいうと今回はプレゼンをCEOがしないところが優勝していましたけど
これもこの先大丈夫なのかなと思うところでもあります。
(ちなみに私も3回出て優勝は一度ありません。なので、大したこと言えません。)

発表(プレゼン)が5分で終わるのです。
この制限時間で要点を全部を伝えないといけません。
(審査員は3日間の過程を見ずに審査しているので
その過程の苦労はどーでも良い話なのです。ここでは。)

なので、デモをやってグダグダになって、結果的に時間の浪費とか、
話したいことを詰め込みしすぎて、時間オーバーとか。

非常にもったいない。
そこをしっかりしていたら優勝できたチームもあると思うのですね。
そう思ったのでこうすればいいんじゃね、と私が思うところ挙げてみます。

 

■スライドの作成

まず話せる5分なので1分に要点1個を話す、計5個が話せる内容の限界だと思う。
その話す内容を要点1個=1枚、計5枚スライドにしてまとめる。
それを軸として、あとは必要不可欠なことに関しては肉付けの為にページ分割する。
少ないように感じるかもしれないですけど、これが限界です。
インパクトを残すためには削れるものは削って、一つ一つが濃くなるように話をしてください。

なお、スライドの作り方は下記のようなサイトを活用して下さい。
(コストが少ないわりに成果が大きいのでぜひやってください)
・伝わるデザイン http://tsutawarudesign.web.fc2.com/
・デザイン・レイアウトで伝わる!プレゼン資料|PowerPoint Design http://ppt.design4u.jp/

 

■残り時間は確認しながら管理

残り時間はよく見て下さい。
体内時計の感覚でわかっていても、必ず確認して下さい。
(緊張しているとズレが起きる可能性が多いのと、
審査員へしっかり時間配分を気にしているというアピールのためです)
時間の管理のコツに関してはこんな感じです。

 

■インパクトを残す

あと、ビジコンなので、もちろんインパクトを残さないといけない。
インパクトを残すにはベンチャーキャピタルへの出資をお願いするプレゼンと同じで
まずは儲かりそう。このサービスに出資したらおいしいんじゃね。と思わせること。

つまり、市場に評価されてますよ!の検証に関して
抜かりなくやってそれを資料の中に必ず入れること。

例えば、
・街頭で実際にアンケートやインタビューしてマーケット調査をした。
・想定顧客に当てはまるような人や場所に総当りした。
(土日にやるイベントなので対企業は休みで意見は取れなさそうですけどね)
⇒それに対して、こんな声が返ってきたをまとめる。
(もちろん悪い意見も隠さずいう。⇒話に現実感が出る。)

これをせっかく取っているのに言わない人が多い。
何故言わないのだろうか。。謎すぎます。
(良い意見を集められなかったと避ける人もいるけど、
それってわかった事自体が良い成果であったりもするのでアピールすべき)

また、
・実際に買ってくれる人を見つけた。
・提携したいと申し出てくれる企業・人を見つけた。

ずるいやり方として、「無料レポート等を作成して配る」というのがある。
いわゆる資料請求で見込み客を捕まえておくことですよね。
これをやって数をアピールすることで接触人数をアピールできます。
(アフィリエイターの方ならおなじみの手法ですよね!)

めっちゃ余談ですけど、ボキャブラ・マトリックスという
昔、ボキャブラ天国で使われたものがあるのですが、
知的なのか、バカなのかということを意識してもインパクトは生まれるかと思います。
デイリーポータルZとかオモコロもバカですけど、インパクトは大きいですからね)

 

■開発中のプロダクトの動作を見せる(デモ)

アピールとして開発中のプロダクトをデモをとして見せる。
これも具体的に進められてきている成果物なのでアピールできると思います。

しかし、その時に実際にプレゼンの場で画面を操作して見せる。
これは絶対にやっていけないです。

・トラブルあって動かなかったらどうするの?
・動作する人がもたついて時間を浪費したらどうするの?

これが起きた時に全てが終わります。
私が今まで見た中で好成績で終わったプレゼンでデモ付きの場合は
動作をムービーで撮って、それを流してます。

・簡単操作の動画キャプチャーツール!「CamStudio」
http://www.gigafree.net/media/recording/camstudio.html
こういうソフトで撮れますので撮って流して下さい。

ちなみに5分間のプレゼン全体の台本を作成して、
スライドを全て自動で流して、それに合わせて話す手法も効果的です。

・超簡単!Windows Live movieメーカーでスライドショー動画を作ってみた。
http://liginc.co.jp/web/tool/app/45662
ムービーメーカーで意外と簡単に作れちゃいます。

この際、間違ってもインターネット経由で繋がないといけない環境で流したらダメですよ。
インターネットにつながらなくなったらこれも終了です。。(わかっているとは思いますが、、)

 

■いらない情報

・こだわりがあって、そのプロジェクト始めた。
・プロジェクトを進めて練っているうちにこだわりが出てきた。

発想の根源、もしくは進めていく上でこだわり(愛着も)が出てくることが多くあって
それをどうしても全て話したいから入れてしまう。
こういうことは誰でもあることかと思います。

ただ、先から挙げているように5分間のプレゼン勝負なので
すべてを話すのは時間の無駄です。
それは終わった後の質問タイムで補足もできますし、懇親会でも話せると思うので
そこまで話すのは我慢しておいてください。正直、そのこだわり聴いても意味がないです。
大抵の場合、蛇足に終わる可能性大なので思い切って排除して下さい。

プレゼンの時に必要なのはニーズの方です。
具体的に挙げてみると
「◯◯って役に立つと思うんですよ。
自分はこういう時に☓☓して□□したら役に立つと何となく思うんっすよね」というのは
大抵、自分の思い込みだけです。また、そのニーズに応えるサービスがあることを自分が知らないだけです。
(だから、チームメンバーに実際にそのサービスに関することで困った人がいないのは不利なんですけどね)

そういう話をせずに
「○○ってニーズを応えられる物を思いついたから調査してみたら
たくさん買ってくれるっていう人がいて、ニーズがたくさんあることがわかったから
サービスに作っちゃったよ!俺って天才!」
こういう話を聞きたいですね。これだけに5分掛けて下さい。

こうすれば必然的に話す内容の取捨選択はできてくると思うんですよね。
迷ったら部外者にお願いして聞いてもらうことも必要かなと思います。
(こういう時のために過去の出場者に協力してもらえる体制を作っておくといいかもね
まぁ、オーガナイザー捕まえて見てもらえばいいんですけども、、過去の出場者なわけだし。)

 

■最後にまとめると。

スタートアップウイークエンドがモデルとしているMVP(minimum viable product)から考えると
「作っているサービスを面白そう、もっと話を聴いてみたい!できたら実際に触ってみたい!!」という人を増やすことがMVPを創っていく段階では必要なのではないのかなと私は思っています。
(この時点で製品として実際に面白い必要は全く重要ではない。)

チームで行うので行うことがここに書かれたことを実行していくことも非常に難しいのですが、
それでも「出るからには優勝したい!」ということを達成させるために
審査の評価軸に合わせた戦略を採ることもまた必要なのかなと(私は)思います。

・あなたのリーンスタートアップがうまくいかない4つの理由と覚えておくべき3つの心得
http://www.loftwork.jp/column/2013/20131226_lean_startup.aspx
偶然に見つけた記事ですが、ここに書かれている内容もよくできているので参考になれば良いと思い挙げてみます。

Startup Weekendには参加する予定の方は(役に立つかはわかりませんが、)参考にして
優勝して、それを軸にVCから出資取ったってください。(私も参加する際に肝に銘じてガンバリマス!)

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